
スマホやタブレットを充電するのに、
モバイルバッテリーは必需品です。
5000mAhの小型モデルから、
QC/PDなどの急速充電機能付きや、
充電プラグ付きのモデルまで、
幅広いラインナップがあります。
この記事では、
容量別・目的別に、
おすすめのモバイルバッテリーを
紹介します!
目次
急速充電のタイプ(QC/PD)について
QC(Quick Charge)とは?
Qualcomm社が開発した、
スマホ・タブレット向けの充電規格です。
QC2.0だと9V/12V、
QC3.0だと3.6V~20Vの
電圧に対応しています。
QC対応の充電器の場合、
スマホへの過電流を防ぐため、
最大18W(9V/2Aまたは6V/3A)出力の
タイプが多いです。
PD(Power Delivery)とは?
主にノートPC向けの充電規格です。
5V・12V・20Vに対応し、
最大100W(20V/5A)の出力が可能です。
ただ、モバイルバッテリーの場合、
モバイル端末への入力電流の制限上、
最大15W(5V/3A)までの
モデルが多いです。
小型で軽量のモデルを選ぶポイント
【容量・重さ】
目安として、
・5000mAh前後:140g前後
・10000mAh前後:200g前後
辺りが最小・最軽量サイズです。
【バッテリーの目安】
実際のバッテリーの容量は、
表記上の6割~7割ほどになります。
つまり、5000mAhの場合、
実質3000~3500mAhほどしかなく、
スマホ1回分の充電しか持たない、
と考えておきましょう。
10000mAhなら、
実質6000~7000mAhほどなので、
スマホなら2回分、
タブレットなら1回分は
フル充電できるでしょう。
【急速充電】
急速充電(入出力とも)に
対応しているかも重要です。
最近のモデルだと、
どれも2Aの入出力があるものが多いですが、
購入前に確認しておきましょう。
QC/PD(15~18W)対応モデルだと、
30分でスマホを50%充電できるほど、
充電スピードが速いです。
5000mAh前後のおすすめモデル
Anker PowerCore III Fusion 5000
容量 | 4850mAh/リチウムイオンポリマー |
---|---|
入力/1つ | 100 - 240V/0.6A |
出力/2つ | USB-A:12W(5V/2.4A) USB-C:18W(PD3.0) |
合計最大出力 | 18W (USB-Cポート単体充電時 30W (2ポート同時充電時) |
サイズ | 7.8×7.15×3.0cm |
重さ | 176g |
2台同時でも
15W(計30W)の高速充電ができ、
しかも充電プラグ付きという
オールインワンモデル。
日中はモバイルバッテリーを使用し、
寝る前にコンセントに差して充電、
という使い方ができます。
10000mAh前後のおすすめモデル
Anker PowerCore Fusion 10000
容量 | 9700mAh/リチウムイオンポリマー |
---|---|
入力/1つ | 100-240V/0.7A |
出力/2つ | USB-A:5V/2.4A USB-C:5V/3A・9V/2.22A |
合計最大出力 | 20W (USB-Cポート単体充電時) 30W (2ポート同時充電時) |
サイズ | 8.2×8.2×3.5cm |
重さ | 278g |
先ほど紹介した、
ankerの10000mAhバージョンです。
容量が多くなる分、
重さもそれなりになるので、
出張旅行での使用が
主な使い方になるでしょう。
MRCOOL
容量 | 10000mAh/リチウムイオンポリマー |
---|---|
入力/1つ | 10W:5V/2A(USB-microB) |
出力/2つ | 10W:5V/2.1A(USB-A)/2つ |
合計最大出力 | 10W (USB-Aポート単体充電時 10W(2ポート同時充電時) |
サイズ | 8.2×8.2×1.5cm |
重さ | 190g |
QC/PDには対応していないので、
スペック的には劣るものの、
特筆すべきは本体の薄さ。
胸ポケットにも余裕で入るサイズで、
持ち運びにはとても便利です。
Charmast「W1052」
容量 | 10400mAh/リチウムイオンポリマー |
---|---|
入力/2つ | 10W:5V/2A(USB-microB) 18W:PD3.0(USB-C) |
出力/3つ | 18W:QC3.0(USB-A)/2つ 18W:PD3.0(USB-C) |
合計最大出力 | 18W (USB-Cポート単体充電時 30W(3ポート同時充電時) |
サイズ | 9.1×6.2×2.2cm |
重さ | 190g |
10000mAhのモバイルバッテリーの中では、
最小・最軽量サイズです。
ただし、厚みがあるので、
ポケットに入れづらいかもしれません。
出力端子が3つ付いていますが、
合計出力30Wまでなので、
複数同時充電する場合、
急速充電できなくなります。
急速充電する時は、
接続は1台だけにしましょう。
マグネット充電ケーブルがおすすめ!
モバイルバッテリーへの充電、または、
モバイル端末への充電には、
USBケーブルなどを差して
充電していると思います。
ですが、
モバイルバッテリーを使って
何度も充電するとなると、
やはり気になるのが、
充電端子の劣化。
そこでおすすめなのが、
マグネット充電ケーブル。
おすすめの
マグネット充電ケーブルについては、
こちらの記事で紹介しています。