
中華イヤホン最高峰と言えば?
中華イヤホンって
安いイメージがありますよね。
「安いから性能もそれなりだし、
すぐ壊れそう」
みたいな、
「安かろう悪かろう」の
イメージがありますよね。
一昔前ならそのとおりでしたが、
今や中華イヤホンは、
名だたる音響メーカーに
引けを取らないほど、
その音質や性能が飛躍的に上がっています。
そこで、この記事では、
アマゾンレビュー・価格レビュー・
5ch情報まとめなどを参考に、
最強のハイエンドイヤホンを紹介します!
目次
イヤホン選び(ドライバの種類)のコツ
基本的に、
値段が高くなればなるほど、
やはり中華イヤホンでも性能が上がります。
それ以外に、
イヤホンを選ぶポイントとして、
ドライバの種類にも注意しましょう。
【DD】
Dynamic Driver(ダイナミック・ドライバ)
の略で、
1つの大きなスピーカー(振動版)が
イヤホンに入っているイメージです。
そのイメージ通り、
アタック感の強い重低音が特徴的です。
【BA】
Balanced Armature
(バランスト・アーマチュア)の略で、
補聴器によく使用される
小さな部品から成り、
狭い音域を明瞭に鳴らすのが特徴です。
単体では鳴らせる音域が狭いので、
基本的には複数のBAを使い、
音域を補い合っています。
高音から低音まで、
幅広い音域をカバーするために
たくさんのBAドライバを使うので、
「多ドラ」イヤホンが多いのが特徴です。
【ハイブリッド】
文字どおりハイブリッド型で、
DDとBAが同梱されているタイプです。
DDとBAの良さを取り入れていて、
ハイエンドイヤホンは
このタイプが多いです。
簡易的に、表にまとめてみました。
DD | BA | ハイブリッド | |
---|---|---|---|
超高音 | △ | ◎ | 〇 |
高音 | 〇 | ◎ | 〇 |
中音 | 〇 | ◎ | 〇 |
低音 | ◎ | 〇 | 〇 |
重低音/超低音 | ◎ | △ | 〇 |
音場(立体感/奥行き) | 広い | 狭い | 普通 |
解像度 | 低め | 高め | 普通 |
遮音性 | 低め | 高め | 普通 |
こうして表にしてみると、
自分はどのタイプが合いそうか、
分かりやすいと思います。
例えば、DDの場合だと、
解像度が低く、
各楽器(パート)の音が混ざり合って、
音が団子状になりがちです。
もちろん、
高価になればなるほど、
上記欠点が薄れていきます。
ハイエンドの高級モデルになるにつれ、
解像度が上がり、
楽器やボーカルの細かな音も
聴き取れるようになる、
ということになります。
ハイエンドモデルのBAユニットに、
静電型(EST:Electro-Static)と
呼ばれるドライバが
付属することがあります。
こちらは、高音域に特化したドライバーで、
リバーブによる高音域の響きを
最後まで感じ取ることができます。
5万円~6万円台の中華イヤホンのおすすめは?
THIEAUDIO「Excalibur/Oracle」
ドライバ構成:
2EST+2BA+1DD(ハイブリッド)
ハイエンド入門機として
お勧めしたいのがこれ。
合計5ドライバ構成で、
装着すると、
明らかに耳から飛び出るので、
かなりインパクトがあります。
2ESTの恩恵は大きく、
高音域の伸び・明瞭さでは、
名機SHURE SE846を凌ぐほどです。
DUNU-TOPSOUND Studio「SA6」
ドライバ構成:6BA
BAのみの構成ながら、
パンチの効いた低音が
特徴的なイヤホンです。
ヤフーショッピングで
安売りセールされることがあり、
タイミングがよければ、
ポイント分を差し引いて3万円台で
ゲットできます。
安くハイエンド機を手に入れたいなら、
このモデルはおすすめです。
7万円~9万円台の中華イヤホンのおすすめは?
THIEAUDIO「Oracle MKII」
ドライバ構成:
2EST+2BA+1DD(ハイブリッド)
先ほど紹介した、
THIEAUDIO「Excalibur/Oracle」の
アップグレード版です。
高音域部に、
定評のあるSonion製静電ドライバを使用し、
ダイナミックドライバを10mmに
サイズアップしています。
初代Oracleより低音と高音が出て、
よりメリハリのあるリスニングイヤホンに
進化しています。
FiiO「FD7」
ドライバ構成:1DD
ベリリウム振動板を使った、
12mmのシングルドライバ構成の
イヤホンです。
低音の圧倒的な音圧は言うに及ばず、
耳の外から聞こえてくるような音響空間に
思わずうっとりしてしまうかもしれません。
外音はかなり侵入してくるので、
静かな部屋でヘッドホンのような鳴り方を
求めているなら、
これ1本あれば間違いないでしょう。
10万円台の中華イヤホンのおすすめは?
THIEAUDIO「Monarch MKII」
ドライバ構成:1DD+6BA+2EST
超高域から超低域まで、
全音域を余すことなくカバーできる、
「史上最高音質」と言えるイヤホンです。
何かに特化したイヤホンではないので、
特に強い癖もなく、
万人にお勧めできる優等生なイヤホンです。
10万円以下のイヤホンを漁って
沼に嵌るぐらいなら、
これ1本買って沼から上がる方が
早いかもしれません。
1万円以上のワイヤレスイヤホンのおすすめは?
1万円以上のおすすめの
ワイヤレスイヤホンについては、
こちらの記事で紹介しています。
1万円以下のイヤホン・ヘッドホンのおすすめは?
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