
メルマガ読者さんからの質問です。
「私の会社は、年商1億2000万程度で黒字が出たり、赤字が出たりと言う安定しない状況にあります。その中で唯一1部上場企業様と直接取引をさせていただいております。
この会社のシェアを確立すれば、安定した黒字決算が見込めると思われますので、なんとしても、この会社のシェアを伸ばしたいと考えています。
そのため私としては、その会社様からより多くの仕事を受注したいと考えております。先日もお伺いして名刺交換などをさせていただきました。
しかし、名刺交換で終わるケースも多く、次の一手が打てません。
これが現在1番悩んでいる問題です。
sky先生でしたら、名刺交換の次にどのような行動をされるでしょうか?」
・・・
ご相談ありがとうございます。
名刺交換で終わらせないためには、「名刺をきっかけに関係を育てる行動設計」が不可欠です。
1部上場企業のような大手と長く取引を続けるには、“信頼”と“存在感”を少しずつ積み上げることが鍵になります。
目次
名刺交換の「次の一手」5ステップ
交換直後〜翌営業日:お礼+次の話題の布石メール
件名:先日はありがとうございました【○○(自社名)○○】
本文例:
> 〇〇株式会社 △△様
> 先日はお時間をいただき、ありがとうございました。
> ○○についてお話できて嬉しく思っております。
>
> さて、△△様の業務に関連しそうな話題で、気になる事例がございましたので、また資料など整理して改めて共有させていただければと思います。
>
> 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
→「次回につなげる意思」と「自分が情報提供できる存在」であることを匂わせます。
1〜2週間後:先方の業務に関係する情報提供や資料を送付
例:
* 同業他社の成功事例
* 貴社との取引を想定した改善案のミニ資料(A4で1枚でもOK)
* 自社で手がけた事例+簡単な提案(「もし○○だったら」形式)
→ 相手にとって“得な存在”になることが先。
担当者個人との“関係育成”を意識する
・相手の興味や会社の課題をリサーチ
・「相談ベース」で相手の意見を聞く
→ 「一緒に作っていく」関係になると、社内でもあなたの名前が残りやすくなります。
「軽い打ち合わせ」や「ご挨拶訪問」を理由にアポイント
例:
> 「先日お話しさせていただいた件について、資料もご用意できました。
> 10〜15分ほどお時間いただけそうな日程ございますでしょうか?」
→ “情報交換”や“ご提案”ではなく、“ご挨拶の延長”のように伝えるのがコツ。
継続接点を設計(メルマガ/事例共有/展示会など)
* 業界ニュースの共有
* 展示会やセミナー情報
* 年末年始の挨拶や近況メール
→ 月1〜2の頻度で“薄く長く”繋がる設計が理想です。
まとめ
名刺交換は「スタート地点」です。
あなたがやるなら、「相手の価値に貢献しながら、徐々に認知と信頼を築く」戦略で動くはずです。
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