
スマホ(or DAP)で音楽を聴く方法は、
有線・無線両方合わせると、
何通りかの組み合わせがあります。
音質最優先なのであれば、
スマホ(or DAP)
+アンプ(DAC)
+リケーブル
+イヤホン
の有線でのつなぎ方が
おそらくベストでしょう。
ですが、
それぞれの良いものを揃えていくとなると、
10万円以内に抑えるのは
とても難しくなります。
そこで、この記事では、
なるべくコストをかけず、
かつ高音質で音楽を楽しめる
環境づくりの方法を考えてみます。
目次
20点満点中、目指すは10~15点辺り
・スマホ(or DAP)
・アンプ(DAC)
・リケーブル
・イヤホン
それぞれの音質の最高点を5点とし、
~1万円:1点
~2万円:2点
~3万円:3点
~4万円:4点
4万円以上:5点
とします。
ただし、スマホ(DAP)に関しては、
音質にそれほど大きな差はないので、
一律5点とします。
例えば、
スマホ(DAP) 5点
+アンプ(DAC) 5点
+リケーブル 5点
+イヤホン 5点
計20点を満点とするなら、
合計20万円近くかかると考えてください。
20点満点に近づくには、
4万円以上のハイエンド機で揃えないと、
それぞれ5点をもらえないということなので、
コスパ的にはあまり良くありません。
手軽に音楽を聴く一般的な形としては、
スマホ(or DAP)+ケーブル+イヤホン
の組み合わせだと思います。
ケーブル・イヤホンを
それぞれ1万円以内で揃えるなら合計7点、
4万円以上のハイエンドで揃えると
合計15点になります。
目指すは、
コスパ良く10~15点を目指すこと。
これを有線と無線に分けて、
上記得点を達成する方法を
考えてみたいと思います。
有線での組み合わせパターン
その①:スマホ(or DAP)+アンプ(DAC)+リケーブル+イヤホン
最低8点~最高20点
現状考えうる、
最高音質の組み合わせ。
アンプ(DAC)とリケーブルで、
コスパ良く10点を越えられるので、
まずは高いイヤホンを買う前に、
アンプ(DAC)を導入し、
質の良いケーブルを揃えましょう。
その②:スマホ(or DAP)+リケーブル+イヤホン
最低7点~最高15点
スマホやDAPで聴く環境としては、
おそらく、一番オーソドックスな形。
ほとんどのイヤホンは、
スマホ・DAPだけで鳴らせるので、
アンプが必要なケースはほぼありません。
ただし、やはりDACがある方が
バランスケーブルで鳴らせるので、
そこはやはり5点分の差があるでしょう。
無線(Bluetooth)での組み合わせパターン
その①:スマホ(or DAP)+TWSイヤホン
最低2点~最高8点
無線(Bluetooth)で
音楽を聴く組み合わせで
一番多い組み合わせがこれ。
ただし、
スマホ(DAP)、TWSイヤホンとも、
現状ではそれぞれ4点が最高で、
合計8点が最高点になります。
スマホ・DAPが最高4点なのは、
Bluetoothコーデックの規格によるものです。
SBC・AptX:1点
AAC:2点
AptX HD・AptX Adaptive:3点
LDAC:4点
どんなにスマホ・DAPが高品質なものでも、
転送コーデックが
SBC・AptXなど低ビットレートなものだと、
聞こえてくる音は
かなり潰れたものになってしまいます。
特に高音域の潰れが顕著で、
軽いシャカシャカした音が鳴るのは、
コーデックが原因です。
そこで、最高音質のLDACでつなげれば、
有線接続とほぼ変わらない音質で
音楽を聴くことができます。
ただし、LDACは、
人の多い場所だと音楽が途切れやすいので、
通勤・通学利用であれば、
AptX HD・AptX Adaptiveがおすすめ。
おすすめのTWSイヤホンについては、
こちらの記事で紹介しています。
その②:スマホ(or DAP)+Bluetoothケーブル(DAC)+イヤホン
有線のリケーブルの代わりに、
Bluetoothケーブルを使った、
ほぼTWSライクな使い方の組み合わせ。
それぞれの音質の最高点は、
スマホ(DAP) 4点
+Bluetoothケーブル(DAC) 3点
+イヤホン 5点
の計12点と、
DACなし有線接続の点数に迫る勢いです。
ケーブルを使わず、
かつリケーブル可能のイヤホンを使うので、
TWSイヤホンを買うより、
高音質で音楽を聴くことができます。
アンプ内蔵のBluetoothケーブルは
比較的安く買え、
イヤホンにそれほどお金をかけなくても、
合計10点以上の音質を目指せます。
イヤホンに直接接続する
Bluetoothケーブルについては、
こちらの記事で紹介しています。
その③:スマホ(or DAP)+Bluetoothレシーバー(DAC)+リケーブル+イヤホン
現状考えうる、
無線での最高音質の組み合わせ。
それぞれの音質の最高点は、
スマホ(DAP) 4点
+Bluetoothレシーバー(DAC) 4点
+リケーブル 5点
+イヤホン 5点
の計18点満点になります。
この組み合わせだと、
アンプなしの有線接続の最高点15点を
上回ります。
ただし、
有線接続の組み合わせモデルと同様、
ハイエンド機を揃えるとなると、
かなりお金がかかります。
ですので、
まずは高品質コーデックである、
AptX HD・AptX Adaptive・LDAC
対応のスマホ(or DAP)・
Bluetoothレシーバーを揃えて、
7点か8点辺り取っておけば、
コスパ良く10点以上を達成できます。
アンプ機能付きの
Bluetoothレシーバーについては、
こちらの記事で紹介しています。
終わりに
以上、有線イヤホンの無線化で、
有線接続の音質に迫る方法について
考えてみました。
私は、
上記無線化の①~③全てを試していて、
日によって組み合わせを変えています。
便利さ・手軽さは
やはり①の組み合わせがベストですが、
音質面も含めると、
②の組み合わせが
一番コスパが良いように感じます。
TWSイヤホンよりも
高音質で音楽を聴きたいなら、
有線イヤホンの無線化に
チャレンジする価値はあると思いますよ!
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