声を変えたいなら、まず“自分”を変えろ|セルフイメージがすべてを決める

福岡県に住むKさん、19歳の方から、非常に誠実で丁寧な質問をいただきました。

腹式呼吸をトレーニングして「ふっ、ふっ」と息を出す段階まではできた。でも、その次の「息を声に変える」ステップでつまずいている。これ、すごくリアルな悩みですよね。

まず最初に、申し訳ないんですが、僕は発声の専門家ではないので、正確なノウハウを教えることはできません。でも、ひとつだけ僕の経験から伝えられるとしたら──「声は“技術”より“セルフイメージ”が先」ということです。
 

僕も一度、発声メソッドを試したことがある

 
昔、僕も発声について調べたり、トレーニング的なことをした時期がありました。でも正直、すぐやめました。なぜなら「これって本当に再現できるの?」という違和感が強かったから。

で、何をやったかというと──モデリングです。

「この人、声いいな」「この人の喋り方、引き込まれるな」と思える人を、まるごと真似する。声の出し方だけじゃなく、間、抑揚、目線、表情、所作。全部です。

ただし、条件があって、「人間的にも尊敬できる人」じゃないとダメ。嫌いな人を真似ても、内面まで入ってこないから。
 

声だけを変えようとするのは、木の葉だけを見て幹を見ないようなもの

 
声って「表面」なんですよ。声を良くしようとするなら、その「根っこ」であるセルフイメージを変えないと、結局また元に戻ります。

モデリングを続けていると、不思議なことに、喋り方や雰囲気がその人に近づいていく。つまり、“なりたい自分”の人格を、少しずつ身につけていくプロセスでもあるわけです。
 

もうひとつやったのが、声を録音すること

 
これ、地味だけど効果的です。初めて自分の声を録音で聴いた時、めちゃくちゃ違和感がありました。「え、こんな声なの!?」って。

でもそこから逃げなかった。録音しては聞き、気持ち悪い部分をメモって、修正して、また録音して…この地味なループが、確実に“聴ける声”を作ってくれたんです。
 

セルフイメージができれば、無意識が勝手に声を矯正してくれる

 
良い声を出すために、一番大事なのは「欲しい結果にふさわしいセルフイメージを持つこと」だと僕は思っています。

これがあると、24時間365日、無意識が勝手に矯正してくれます。録音してなくても、発声練習してなくても、無意識が「あ、もっとこう喋った方がいいな」って勝手に動いてくれる。

だからこそ、「今、発声がうまくいかない」と悩んでいる人こそ──外側のテクニックより、自分の“あり方”を変えることにエネルギーを注いでほしいんです。
 

声は“結果”であり、“人格”の現れ

 
声っていうのは、自分の内面の映し鏡です。

焦って「声だけ良くしよう」とするのではなくて、自分がどういう人間になりたいか?どういう影響力を持ちたいか?そのイメージを明確にして、それを体ごと演じて、慣れて、染み込ませていく

これが最も本質的なアプローチだと思います。
 

最後に。質問のクオリティが素晴らしかった

 
今回のKさんの質問、率直に言ってすごく良かったです。

「調べて」「試して」「それでも疑問に思ったことを、自分の仮説を持って」聞いてくれる。

この姿勢、すごく大事です。正直、質問の仕方のお手本にしても良いレベルです。

ということで、Kさん、声は変えられます。そしてそのカギは、技術の前に“自分自身を変えること”です。

今日から、自分の理想を体現する人を見つけて、まるごとモデリングするところから始めてみてください。

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